2017.09.09
12月に富山に行った時に、越中富山の薬資料館で有名な廣漢堂へ立ち寄りました。配置薬の歴史の解説や昔使っていた沢山の資料が展示されていました。日本中医薬研究会顧問の猪越恭也先生も一緒でしたが、80歳過ぎても「杞菊地黄丸」「冠元顆粒」を愛用されていて漢方の本も沢山出版されています。(よく記事を使わせていただいています)
中医学では
「
→目の衰えは肝の衰え 」という。
「
→耳の衰え・耳鳴りは腎の衰え 」という。
「
→骨がもろくなる・足腰が弱る・背骨が曲がるのは腎の衰え 」という。
血管が硬くもろくなったり、血液の流れが悪くつまりやすくなった状態を「 」といいます。
これには 、 で対応します。
これは
視力減退・かすみ目・つかれ目
のぼせ・頭重・めまい・排尿困難
頻尿・むくみ
さらに「
白内障・緑内障・飛蚊症など
眼科的領域のカバーが少しできるようです。 」を加えると
花粉症のつらい症状で悩んでいる方は、ついつい「 」に走りがちです。「 」による「 」として三つの輪(要因)が重なることにより発症するとみると対策もしやすいです。
① アレルゲン(花粉・ダニ・ハウスダスト他)
② 体力・免疫力低下
③ 体質・生活習慣・暴飲暴食・水分過多 この3つの輪が重なると症状発生して、離れていると症状がでません。
中医学的に考えると
① アレルゲン → 「邪」(健康を襲ってくる悪いもの)
② 体力・免疫力 → 「正気(せいき)」免疫力を高めて悪者が侵入しないようガードを固く、壁を高くすることです。
③ 体質は個人の特性がありタイプ別に「肺」系と「脾胃」系が弱いタイプによって養生が違います。
症状が辛くなって取り組みますか?
症状が出ないうちに取り組みますか?
それとも症状が出ないように体質改善の取り組みをしますか?
選択するのはあなたです。