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健康瓦版vol.34

2021.07.06

2019年7月21日「中医痺証オープン講座」に出席。

何 偉(かい)広州中医薬大学第一付属病院副病院長の「補腎活血法による骨痹・骨痿・骨蝕の中医学治療」という講演で、骨痹(こつひ)とは四肢・関節・筋肉のだるさ、麻痺、屈伸困難、現代医学では、変形性関節症、痛風、慢性リュウマチ、硬直性脊髄炎などになります。

その中でも身近に見られるのは膝痺ともいわれる変形性膝関節症で、膝関節症(KOA)の現代医学的治療法、補腎活血法によるKOAの治療法を教えてくれました。

骨痿(こつい)は症状として腰や背中がだるい、直立できない、下肢が弱く力がなく、顔色が暗い、現代医学での骨粗しょう症に属する。6タイプに分類して店頭にある中成薬・漢方薬・健康食品などでカバーができそうです。

8月24日・25日
「中医不妊症専門講座オープン講座」に出席

卵巣予備能低下(DOR)の中医学対策では、卵巣・子宮内膜・付属器・内膜血流を焦点に、治療していきます。

度重なる胚移植失敗における中成薬の対応では、反復着床障害(RIF)の治療について①卵の質を高める、②内膜症・筋腫・卵管水腫を治療する、③子宮内膜の受容性を改善、④形態良好の精子の注入、⑤子宮腔の治療などが大事で、中成薬のサポートが必要だということがわかりました。

特別講演として、足立病院 生殖内分泌医療センター長 中山貴弘先生のお話

「着床に関する興味深い症例から学ぶこと」から、一つ一つの症例を大事にして、感性を大切にレセプターがしっかりしていないと成長して行かないので文献を見て考える。

胚盤胞は自分のくっつき易い処に動く

子宮筋腫は、内膜に出っ張っているやつは問題、外に出ているやつは問題なし。

@正常の着床はサンドイッチ状にはさまれる。筋腫やポリープがあると内膜に隙間が出来るので接着が妨げられる。適切な場所を求めて胚が遊走または落下する。

@子宮筋腫をとった手術で、子宮が変形して内膜がいびつになってしまったら着床障害を起こす。手術は慎重にするほうがベスト。
 

@手術適応でない子宮筋腫でも手術が不妊症に対して有効かもしれない例もある。
 

@胚移植後の安静は必要か? → 安静は不要である。

胚移植後に短時間でもbedrestを行うと妊娠率は低下する。

胚移植後に短時間でもbedrestを行うと胚は子宮腔から落下する(排泄される)?

@「胚が子宮内膜に着床できる期間は、排卵後5日から7日の三日間のみである。その前後では、子宮内膜は胚を拒絶する。」といわれていて着床の窓(WOI)が開くとされているがこの文章はおかしいのではと症例からお話があった。

@黄体機能不全ではWOIが開く時期は遅れ、子宮内膜と胚の日齢のズレで着床が成立しない。また早期にWOIが閉じるケースもある。子宮内膜と胚の日齢のズレが不妊原因と考えられる症例。関心ある方には店頭で詳しく説明します。

*東京国立博物館「三国志展」に行ってきました、というより、閉館30分前に急ぎ足で飛び込んで、展示物を見て、5時の閉館で追い出されたので実際20分間ぐらい見ることが出来たでしょうか。行った、見た、すぐ出た。次回もっと余裕を持っていきます。なぜか、中国人の旅行者に道案内をしたため時間的にきつくなりました。

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