健康瓦版 Vol.37

2021.07.06

「中国の新型肺炎患者5万人の大半、中医学治療で回復」

昨年年末より現在まで、流行している新型コロナウィルス(COVID-19)は県内でも感染者が増えてきて、身近な不安を感じるようになりました。そこで中国の最新情報が入ってきましたのでお知らせします。

新型コロナを迅速に押さえ込む有効手段として、接触防止など感染ルートを遮断する以外に、伝統的中医薬を最大限に活用しているとのことです。

中医学と西洋医学を統合した治療を受けた患者は、どちらか片方だけの治療を受けた患者に比べて、熱や咳、だるさなどの症状が早めに緩和して回復率を上げ、軽い症状が重症化する率と死亡率を下げる効果が合ったと報道されました。

予防として:感染経路から考えると口、鼻、目の粘膜から感染していますので粘膜バリアーを向上させることが重要に思います。手洗い、うがいだけでなく、漢方薬も役立ちます。

扶正祛邪」の理論が合います。花粉症やインフルエンザ流行のときの予防対策と同じですが、完全に防ぐことが出来るかは疑問ですが、感染したとしても重症化しないようには漢方の効果が期待できそうです。

まったく同じ処方や、煎じ薬を製造できませんので、店頭にある漢方薬や健康茶を応用する知恵として、予防的には、黄耆製剤や疲れだるさが取れるように人参製剤、発熱、咽喉の痛み、咳の症状に五味消毒飲、金銀花、胃腸症状が出て下痢、食欲不振、微熱、だるさあれば藿香正気散、症状の分類によって少しは症状の軽減、重症化の予防などに役立てればうれしいのですが。

 

 

今年から「高新文化教室」で「タネダさんちの楽しい漢方」講座の講師をすることになりましたが、新型コロナ肺炎の影響で開催が中止になりました。講義のコツもつかめてこれからというときに残念ですが、私の所属する団体の東京でのセミナーや会合も全て延期や中止となっていますので秋口から再開できるのを願うのみです。

 

<お知らせ>

子宝漢方」をK+で連載することが決まりました。「妊娠した、産まれたよ」と報告をいただけて、やりがいを感じています。困っているカップルの肉体的負担、精神的負担、経済的負担の軽減に寄与し、元気な赤ちゃんを獲得していただければと願って、漢方のサポート、私どもの体験を踏まえて、一人ひとりに寄り添ったカウンセリングが出来るよう、これからも努力していきます。