「第34回不妊カウンセラー養成講座」に行ってきました。9つの講義を二日間みっちりと学んできました。生殖医療の基礎知識や、明日の生殖医療の姿、カウンセリングについて、さらに栄養学の面からの話もありました。「栄養や食事に関心を持ってもらうには」という演題では、不妊だけでなく肥満・糖尿病ならびに生活習慣病にも合う「食養生」として聞く事が出来ました。「セックスレス・...
人間ドック学会と健康保険組合連合会は、受診者150万人を分析して「年齢差」「男女差」を踏まえた「健康な人」の検査値を示しました。血圧やコレステロールの基準値が見直される方向に動いているように見えましたがどうでしょうか。日本高血圧学会では、「収縮期140以上、拡張期90以下」が投薬開始基準ですが、血圧を下げる努力目標を若年・中年者高血圧「140未満・90未満」...
「春から健康の花を咲かせましょう」春になると「肝」が疲れて、ストレスを受けやすくなります。自律神経が乱れた症状が強く出てきて、イライラ、クヨクヨ、ため息、心配して気疲れ、肩こり、頭重、気分が落ち込む、やる気がしないなど。古典医学書「黄帝内経・素問・四気調神大論」には春の養生が載っています。春の3ヶ月を八陳(はっちん)といい、全てのものが発生し、連なって繁栄し...
12月に富山に行った時に、越中富山の薬資料館で有名な廣漢堂へ立ち寄りました。配置薬の歴史の解説や昔使っていた沢山の資料が展示されていました。日本中医薬研究会顧問の猪越恭也先生も一緒でしたが、80歳過ぎても「杞菊地黄丸」「冠元顆粒」を愛用されていて漢方の本も沢山出版されています。(よく記事を使わせていただいています) 「目・耳・骨と血管を守って元気で...
「薬の組み合わせには中医学的意味がある」「補腎活血」は健康寿命を延ばし、生活の質を落とすことなく快適な人生を求める人の究極の法則になると確信しています。ただ単に「薬」だけを意味も分からず飲むのではなく、なぜその「処方設計」をして飲んでいるか理解されると、さらに効果が出るケースがあります。また、体調・症状・季節(暑い・寒い)によって薬の飲み方・量など匙加減も出...