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~愛情漢方~

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  • k+vol.15

    不妊治療は、女性にとって肉体的にも精神的にも、ストレスになっているようで漢方への理解が深まり「周期調整法」に手応えを感じています。体調・基礎体温ほかの妊娠する条件や環境が整えば、「周期調整法」だけで、妊娠の可能性も高まります。生理不順や高年齢、婦人科の病気が隠れている場合は医療機関の受診・不妊基本検査をお薦めします。医療機関を受診したことのある人も、「周期調整法」を併用して妊娠する力を高めていきま...> 続きを読む
  • k+vol.14

    子宮は筋組織でできていますが、そこから発生する良性腫瘍が子宮筋腫です。エストロゲン依存性疾患であり婦人科疾患の中で最も多く三十~四十歳の女性に好発して貧血・過多月経・不正性器出血・月経困難症・下腹部痛・腰痛などの症状が見られます。子宮内膜の直下に発生する粘膜下筋腫は着床障害や流産になりやすく最も症状が強いです。筋層内筋腫は最も多く多発しやすく子宮内腔を変形させるような大きさになると妊娠前に摘出手術...> 続きを読む
  • k+vol.13

    多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)を中国漢方では、どの様に対応をしているでしょうか。異常なLH(黄体化ホルモン)分泌で、FSH(卵胞刺激ホルモン)よりも高い数値になり→卵巣でのアンドロゲン産生上昇→卵胞の発育が2~9mmで停止、卵巣被膜肥厚して、被膜下に小卵胞が10個以上連なる(ネックレスサイン)→月経不順や無月経になります。中医学では、古典的に体質的に体内に余分な水分や脂肪がたまった痰湿が阻害(痰阻...> 続きを読む
  • k+vol.12

    男性不妊②生活術一般的に男性不妊は、精力減退を主に考えてしまいますが、循環障害(瘀血)が潜んでいる場合があります。精索静脈瘤という、勃起時の陰嚢部にみみず腫れの様な物が見られ、次に、運動不足・デスクワーク・ストレス過多による微小循環障害による勃起不全・造精子機能低下で、両方とも活血化瘀で瘀血を取り除きます。さらに精力(男性力)アップのために補腎精薬も併用したいものです。 長時間の座る姿勢も、骨盤や...> 続きを読む
  • k+vol.11

    男性不妊①ご夫婦でのご相談が増えてきました。不妊は女性だけに問題があるように思われがちですが男性にも原因があるものが48%だとされています。中医学では人は腎と共に成長して、腎と共に衰えると考えます。男は24歳で腎気旺盛、32歳で筋骨が完成し最も充実した体になり、40歳頃から腎気が衰え始めるとされて男性力のピークを迎えます。この変化をもたらすものが腎の強さなのです。腎の働きの源が腎精で精子や卵子もこ...> 続きを読む
  • k+vol.10

    「卵子の老化」が話題になっています。原始卵胞は母体の中にいるときが最大で、出生と共に減少し増えることはありません。40歳で排卵した卵子は、40年経過した細胞で加齢というのが適切かも知れません。「黄帝内経」に女性の生殖能力について7の倍数で体の変化が記述されています。28歳が最も充実した性機能のピーク35歳で気血の衰えが始まり42歳になると腎精も二十代の半分に体力・臓腑の衰えが気になり始める。49歳...> 続きを読む
  • k+vol.9

    「流産を制する」「妊娠」がゴールではありません。待ちに待った妊娠の喜びも、流産すると悲しみに変わります。染色体異常など、胎児に問題がある流産は漢方でも無理ですが、それ以外では状況によりサポートが可能な場合があります。中医学では受精卵や胎児を守るものを気(エネルギー)と「腎」の作用と考えています。切迫流産・妊娠後に下腹部が重くて痛む人や、帯下に血が混ざり流産しそうな兆候が見られる人など、受精卵や胎児...> 続きを読む
  • k+vol.8

    二人目がなかなかできない二人目がなかなか出来ないとお悩みではありませんか?いくつか理由が考えられます。第一子の妊娠・出産・産後の状態に原因がある場合もあります。中国漢方では出産で体力を消耗し、産後では哺乳・育児・家事と負担の連続でさらに体力を消耗させ気(体内をめぐるエネルギー)や血(血液や栄養)を不足させると考えています。その結果ホルモンの働きが低下して骨盤の血流も悪くなります。そのため、妊娠しに...> 続きを読む
  • k+vol.7

    妊娠適齢期ってあるの?女性には「妊娠しやすい年齢」「妊娠しにくくなる年齢」があると聞いたことがありませんか?黄帝内経(漢方の基本古典医学書)素問・上古天真論に年齢と成長過程の関係が記載されていて現代医学と比較してみると面白いです。妊娠に適した時期があり、二八歳が体の最も充実した成熟期(生理や性機能のピーク)三五歳から気血の衰えが始まるということです。現代医学でも20歳から34歳が妊娠に適していて、...> 続きを読む
  • k+vol.6

    妊娠力をサポートする中国漢方(中医学)「漢方で、妊娠力を取り戻そう」と提唱しています。漢方薬を飲めばすぐ妊娠するというものではなく、100%妊娠できるということでもありません。妊娠できないのは何故?どういう原因があるのか考察して対応します。中国漢方(中医学)では、その方の体質(元気不足・血液不足・冷え症・イライラなど)や症状に合わせて陰陽・気血津液(水)の過不足を調節して、快適な心と体の調和(バラ...> 続きを読む
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