k+vol.5

2017.06.07

ストレスと不妊

女性の身体には、もともと妊娠する力・産む力が備わっていて妊娠・出産
女性の本能かもしれません。本能を守る働きに少し問題が発生してうまく
いかないとしたら、その問題を改善することが大切では?

まず身体の内側(心理面)に目を向けてみては如何でしょう。
人間関係・職場環境の変化でストレスを感じると、基礎体温がギザギザに
みえることがあります。ストレス対策を第一に考え、リラックスできるよう
になると基礎体温のギザギザが少なくなって、その後妊娠・出産をした例も
あります。また、子供がなかなか出来ないと悩み続ける。生理が来るたびに
失望してしまい泣くという心理面の弱さによっても、気血の巡りを阻害して
ホルモンバランスが乱れて、排卵障害が起きることもあります。

ストレスに負けない、ストレスを弾き飛ばす心と体づくりに、中医学では
疎肝・理気・活血薬があり、月経リズムを整えます。
月経前に乳房の脹痛、イライラする、怒りっぽい、憂鬱な気分、ため息が
多いという症状(月経前症候群)も改善していきます。

理想的な月経周期が28日±3日で安定してくると妊娠する力も回復しているように推測され排卵日も頚管粘液の現れがあればさらに予測が出来てきます。

赤ちゃんが欲しいと頑張りすぎもストレスに。漢方漫談風カウンセリングで、笑って元気になり気持ちが明るくなることでストレス発散。
「妊娠しました」「産まれました」と、嬉しい声が届いています。