k+vol.6
2017.06.07
妊娠力をサポートする中国漢方(中医学)
「漢方で、妊娠力を取り戻そう」と提唱しています。漢方薬を飲めばすぐ妊娠
するというものではなく、100%妊娠できるということでもありません。
妊娠できないのは何故?どういう原因があるのか考察して対応します。
中国漢方(中医学)では、その方の体質(元気不足・血液不足・冷え症・
イライラなど)や症状に合わせて陰陽・気血津液(水)の過不足を調節して、
快適な心と体の調和(バランス)を作ることを第一にしています。
補腎(滋陰・補陽)理気活血・養血薬等で妊娠しやすい体づくりをすると
ともに、生活習慣などの総合的な改善が目的です。
取り組んでみたら疲れが取れた・気分が楽になった・月経痛がなくなった
・ 基礎体温が2相性になった、あるいは卵の質が良くなりグレードの高い
胚盤胞ができた・薄かった子宮内膜が厚くなってきたと言う声も届いています。
体調が良くなることが一番なのです。
不安感や悩みにも漢方の知恵が役立ち、心と体の総合的な建て直しになります。
中医学は古代思想の陰陽・五行学説が基礎にあり、人間は自然界の一部である
と考えるところがあり、哲学でもあります。
また症状の変化を時々刻々に捉え、その都度処方を変えていくというのも特徴です。(服装の衣替えのイメージ)
そして日々の生活養生を重要視した予防医学でもあります。
高齢の方は数より質を高めましょう。「卵は育てるものではなく育つもの」
育つ環境づくりを中国漢方で応援(サポート)して、子宮・卵巣の機能低下
や腎精不足を改善して妊娠力を取り戻しましょう。