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ところで「眠り」とはどんなものでしょうか?

2019.04.03

「他の人は眠っているのに、自分だけがどうして眠れないの?」

「なぜ、自分だけがこんなに辛いのか」

「夜中に何度も目が醒めてから熟睡できない」
 

「眠れない」というのは辛いものですね。

ところで「眠り」とはどんなものでしょうか?
 

眠りには「脳の眠り」と「体の眠り」の2種類があります。

レム睡眠とノンレム睡眠

「脳の眠り」をノンレム睡眠といって、脳が働いていない状態です。
体も休息状態、心臓の拍動はゆっくりで、心拍数も少なく、副交感神経が働いています。眠りが深いです。

「体の眠り」をレム睡眠といい、脳の働きは活発ですが、体は休息状態です。
自律神経系が不安定で、心拍数の変動も大きいですし、眠りは浅いです。
そして朝に向かって目覚めの準備をしていきます。

眠りの周期(波)は平均90分前後(人によっては70~110分という説も)で出現。
成長(加齢)に伴い、睡眠時間と睡眠の内容には変化が出てきます。

赤ちゃんの眠り:睡眠時間の50%がレム睡眠

20歳代の眠り:レム睡眠は20%に減少し、睡眠時間は6~8時間

70歳代の眠り:レム睡眠は15%に減少するも睡眠時間は6時間を割ることも

20歳代ではノンレム睡眠段階3・4(徐派睡眠)という深い睡眠が睡眠の前半に出現

40歳代の睡眠では徐派睡眠が短くなります。

80歳代の睡眠ではまったく出現せず、逆にステージシフト(睡眠段階が移り変わること)が増えていきます。

子ども時代は揺り起こされてもなかなか起きなかったりしますが、ちょっとした物音で目が醒めるようになるのは加齢による自然現象です。

また「眠り」は2つの仕組みでコントロールされていて、「疲れると眠くなる」のと「夜が来ると眠くなる」の2つの仕組みがうまくいくと快適に眠れます。

不眠の症状

入眠障害

「なかなか寝つけない」  心身・脳が興奮、または疲れているのではありませんか?

 

中途覚醒

「夜中に何度も目が醒める」 体の不調・不安・ストレス・加齢かも?

 

早朝覚醒

「朝早く目が醒めてしまう」 睡眠覚醒リズムや就寝する時間帯に問題はありませんか?

 

熟眠障害

眠りが浅く、「ぐっすり寝たという満足度がない」起きた時に頭がボーとする、昼間眠くてたまらないなどのお悩み、脳の疲れが取れていないのでは?

 

 

心と体の疲れを取ることが大切です。
中医学では不眠を「失眠」といい、西洋医学とは違った分析で、質の良い「睡眠」を取り戻していきます。

 

眠るためにはエネルギーが必要です。睡眠養気:疲労回復・体力増強

 

心と体の疲れを取ります。睡眠還精:脳の疲れの回復・精神力の向上

 

胃腸の働きを高めます。睡眠健脾益胃:免疫力・抵抗力の向上・自然治癒力の向上。

 

陰陽バランス(休息と活動)気血水の巡りが良いか、眠りに必要な成分・栄養・エネルギーが十分あるか、バランスとリズムが取れているかなどを推測して、解決法を探していきます。

一人ひとりの状態によってタイプ別対応をします。

睡眠のパターンは

睡眠不足
寝る時間が遅い

寝つきの状態は

興奮して眠れない
入眠困難

心配しすぎ、眠れないかと心配して眠れない
考え事のし過ぎで眠れない
なんとなく眠れない
食後すぐに眠れない

寝てすぐ途中で目が醒める

どんな夢をみますか  不安・心配事のストーリーの夢
焦り・緊張するストーリーの夢
夢は見るが起きたら内容を忘れている

これらを総合的に分析し、「睡眠の医学」を知り、原因となる生活習慣を改善して、養生法や正しい漢方薬の知識で不眠を改善して、質のよい睡眠を手に入れましょう。

相談予約をしてぜひじっくりご相談下さい。

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