漢方では、心身のストレスが貯まりすぎて「肝」に負担がかかると キーンという高音の耳鳴りがするといわれています。ストレスによる耳鳴りは改善しやすいので慢性化させないように早めに対処しましょう。ストレスで耳鳴りが強く感じます。
偏頭痛、不安感、イライラ、怒りっぽい、口の渇き、舌の色が紅い等が見られます。耳管開放症は過度のストレスや疲労の蓄積が背景に見られます。休養が大事!!
食生活から発症することもあります。暴飲暴食、不摂生など続くと「脾胃」の機能が弱まり、水分代謝が悪くなります。その結果、体内に余分なものが貯まって、血流も悪くなり耳も詰まったようになります。耳鳴り、耳の閉塞感、難聴、めまいといった症状が起こります。太り気味、浮腫みやすい、食欲不振、むかつき、口の中が粘る、頭痛、舌の色が暗紅、舌苔が厚く粘つくメニエール症候群もこのタイプに多く見られます。
脾胃(胃腸)は飲食物を消化吸収して栄養を摂取します。
その働きが低下すると十分栄養を摂取できず、耳に栄養を届けることが出来なくなり耳の栄養不足が起きて、耳鳴り、耳が聞こえにくくなったりすると漢方では考えます。
疲れすぎると耳鳴りや難聴が酷くなるタイプです。疲労倦怠感が強い、顔色に艶がない、食欲不振、声が小さい、軟便、舌の色が淡い。
「ジージー、ザーザーという低い音がして、なかなか寝付けない」
慢性化しやすい症状であり、高齢者がよく訴える耳鳴りです。
漢方では、耳を養う気血(パワーと栄養)が不足するとジージーという低い小さな耳鳴りが起こると言われています。
睡眠不足や疲労が貯まり、少食ということが続くとさらに悪化します。
「ジージー ザーザー」という低音の小さい音が長く続き、寝ていても聞こえる、難聴、眩暈、冷え、腰や足がだるい、疲労倦怠感、軟便または下痢、息切れ、目のかすみ、睡眠障害、手足の痺れなども。舌の色は淡い。
漢方は其々のタイプに応じて対応します。
「肝」「腎」「脾胃」の不調の改善や、生活習慣を見直します。漢方薬だけではなく食養生や耳透摩擦法や鳴天鼓という頭をたたく刺激法もあります。
慢性耳鳴りは、深刻に悩まないことが大切。
難聴にならない、悪化させない、酷くならない、普通の生活を楽しく過ごすように!!
ぜひご相談下さい。
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