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愛情漢方 k+vol.27

2023.06.20

 夫婦の6組に1組は希望通りに子供がきにくく、不妊治療をされているようです。妊娠率が35歳あたりから急激に減少、年齢に伴う卵子の質の低下などが原因であろうと推測されています。男性も35歳を超える頃から精子の質が低下し始めるようです。

 不妊とはカップルの両者が関わる課題でもあり、夫婦で通院・検査・治療されるとか、子宝漢方にも取り組まれてみるのもありかと思います。

 不妊という言葉以外に他の用語がないかと探していたら、日本不妊カウンセリング学会理事長フェニックスアートクリニック藤原敏弘院長の著書「不妊のトリセツ」で、不妊という言葉は、妊娠する道筋が断たれたかのような印象をもつので、妊孕性低下症という表現にするのがよいとありました。

 夫婦共に特に異常なしといわれていて、5回の人工授精がうまくいかず体外受精を始める前の体質改善をと、ご来店。冷え症アレルギーがあり、土台づくりの話をして、中成薬を始めて1カ月もたたないうちに体外受精をされましたが、妊娠せず。焦らずにゆっくり体質改善する事を提案するも、次の体外受精の予約をしたとのこと。そこで、アレルギー対策を追加したところ、2回目の体外受精で妊娠、出産、そして体験談を送ってくれました。医療機関の治療と併用して、3カ月続けられて、たまたまサポートがうまくいって、妊孕性が向上された例かと思います。

 

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