2017.06.10
(PCOS)を中国漢方では、どの様に対応をしているでしょうか。
異常な
→卵巣でのアンドロゲン産生上昇
→卵胞の発育が2~9mmで停止、卵巣被膜肥厚して、被膜下に小卵胞が10個以上連なる
→ や になります。 (黄体化ホルモン)分泌で、 (卵胞刺激ホルモン)よりも高い数値になり
中医学では、古典的に体質的に体内に余分な水分や脂肪がたまった痰湿が阻害(
近年、血行不良の血の見方が加わり、 で卵巣膜が硬くなった状態と捉えています。
と を組み合わせて対応を考えます。 )していると捉えていました。
や を招く代謝機能の乱れる病態であり、その部位が と にあって、卵巣が大きく腫れる、子宮の発育が妨げられて小さくなるという特徴があげられています。
このことからPCOSは、不妊に限らず、婦人科代謝病として、 に影響を与えるといえるようです。 ・ 以外の病態として、 (日本人は細身の方も多い) などがみられます。
漢方の目的は、月経周期の
中医学弁証は「 」と考えて、治療法則に「 を基本に薬を選び、良質な卵を排卵するよう をします。 して流産・閉経・不妊等の を目指すことだと思います。
排卵までに時間がかかっても、
西洋医学と合わせて中医学の知恵も併用して をしませんか。 ができていけば、 が合えば自然妊娠も十分可能であろうかと思われます。